9/1/16

スペイン国営放送局 - Televisión Española


Han venido a filmarnos el equipo de Televisión española para la programa "A punto con la 2"


アレックスがぎっくり腰になって延期になっていたテレビの撮影が今日有りました。
ガラスの撮影をしたいと言う話だったので、
撮影隊がやって来た時は人ごとのように洗濯物を畳んでいたのですが、
私が慌てて挨拶に出た時には、私も一緒に撮影すると言う話が決まっていました。





一人ずつインタビューを受けて、1人ずつ制作作業を撮影して最後に轆轤(ろくろ)の上でいくつかの作品を回しながらの撮影。
沢山のスポットを浴びた作品はどんなに磨いても埃が取れなくて色んな紙や布で拭いたのですが、 結局最後は諦めました。


2、3時間の撮影の予定が4時間になり、編集されて4分になるそうです。

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18/12/15

今年最後のイベントはモヤでの展示会 - Expo Moià


Volvemos a exponer en El Casal de Moià.
El miércoles 23, el juevea 24 y el domingo 27 de deciembre 2015.
El sábado 2 y el domingo 3 de enero 2016.
Horario de obertura 11:00 h - 14:00 h
(El día 23 también abrirémos por la tarde. 11:00-14:00, 17:30-19;30)



休み無く働いた2015年最後のイベントは私たちが住んでいる小さな村での展示会。
クリスマスと年始くらいゆっくりしたいのが本音だけど、去年大盛況?だったし、
「来年もやるよと」宣言してしまったのであとひと踏ん張り頑張ります。
でも小さな村だから、もう新しいお客さんは居ないのではないかと言う不安も少々。

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6/12/15

茶筒を作りました - Jarrones con tapas para guardar las hojas de té

Jarrones con tapas para hojas de té.

Para la nueva Braserie gastronomica de Jordí Vila en el sotano de la Fabrica Moritz, Louis 1856.

Llevan al cliente 12 tipos de té dentro de estos jarrones,
para que huela aroma y decida que té va a tomar.


腰が痛くて数年前に諦めた轆轤(ろくろ)での制作。
何年も轆轤を引いていない上に、蓋物なのでとても苦労して、やっと24個の茶筒を納品しました。

依頼先は最近オープンしたばかりのレストランLouis1856
料理監督はミシュラン1つ星のジョルディ•ビラ氏。
場所はバルセロナ地ビールでいつでも話題盛り沢山のモリッツビール工場の地下。

お酒を飲まない私はモーリッツビールの美味しさ(美味しいそうです)は語れないのですが、
モーリッツと言えば独特のマーケティング戦略でも有名です。
バルセロナでアートやファッション等お洒落なイベントが有ると、
かなりの確率でモーリッツがスポンサーになっていたり、
展覧会のオープニングパーティー等では無料でビールが提供されているのを頻繁に目にします。

そして今回オープンしたこのレストラン、100席規模の大きなレストランなのに、
内装から食器までほとんどが作家物のオリジナル。
膨大な時間とお金がかかっています。
この小さな茶筒は12種類の茶葉を入れて、カートでお客さんの所まで運び、
お茶の説明と一緒にお客さんが香りを試してから注文する為に使われます。
「香りが逃げないように密封出来るように作ってほしい」と言われた時は、
陶器という性質からシリコンやプラスチック、
又はコルクや缶のような密封は無理だと説明はしたのですが、
作りながらとても不安な毎日を過ごして納品しました。
プレスの為のプレオープニングの前日に急いで最初の12個を持って行った時は、
取り敢えず見た目を気に行ってくれて一安心。
12種類のお茶の香りが逃げないかなーと不安なまま、
3週間後に残りの12個を持って行った時にお茶の入っている茶筒を確かめたら、
蓋を開けたとたんにそれぞれの香りが漂って来て、とても嬉しくなりました。

あまり食べる事に冒険心が無い私は、いつも同じような知っている物ばかり頼んでしまうので、
全部の茶葉の香りを確かめて選べるのは、素敵なアイデアだなと思いました。


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16/10/15

パンコントマテ - Tomàquets de penjar


東京での展示会の為に日本に行って、気付かぬうちに帰って来て、あっという間に1週間が経ちました。
最後にブログを書いたのが8月15日、2ヶ月経ってモヤは既に冬のお天気。昨日から暖房を入れています。

モヤを離れてずっと気になっていたのが庭の小さな畑のこと。
出発前には既にジャングルのようになっていましたが、
帰って来たらこんな事になっていました。



この小さなトマト達はミニトマトではなくパンに塗る用のトマトです。
これをニンニクのように吊るしておくとこの先何ヶ月も食べれる優れもの。



サラダ用のトマトや料理用のトマトでは、パンにうまく塗れないけど、
このトマトだと半分に切って、手でぐにゅぐにゅと押し付けるだけで皮だけ手元に残ります。
水やりをしなかったせいか、とても濃縮な出来です。
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27/8/15

コーヒーカップの注文 - Encargo de tazas de café


Estoy trabajando en unas tazas para un nuevo restaurante.
Son 200 tazas y 400 platillos!

Ya no tengo más espacio para dejar las piezas en el taller
y voy moviendo las piezas por tadas partes.
Hasta el suelo del dormitorio está invadido de los platillos y he estado durmiendo mientras se secan.








10月にオープンするレストランから、大量のコーヒーカップの注文を頂きました。
コーヒーカップ200脚、ソーサーが各2枚ずつ付くので400枚!
9月の日本での展示会の用意でてんてこ舞の1ヶ月前なのに、話が決まった時は大喜びしたのですが、
作業を始めてその喜びは不安と不眠に変わりました。
何度も失敗を繰り返しながら、小さな作業場ではスペースが全然足りずに
庭や寝室の床迄、家中どこもかしこもソーサーだらけ。
乾かすソーサーが広がる寝室で寝る毎日。

やっと取り敢えずの納品は終わりが見えてきたのでブログも更新出来ましたが、
窯の調子が悪いのに、8月はどこも夏休みで直しにきてもらえなかったり、
一昨日は小さい窯の電気コイルが折れて、目の前が真っ暗になったり、注文した素材が届かなくてヒヤヒヤしたりと
「この仕事が終わったら、きっと私は白髪だらけになってる」と思う位大変でしたが、どうにか乗り切れそうです。

あと本焼き2回、停電が無く窯が保ってくれる事を祈る思いです。
カップの出来上がり写真は10月にレストランがオープンしてからアップします。


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13/8/15

東京で展示会 - Una exposición en Tokio


東京 神楽坂のラロンダジルさんでの9月12日から展示会のお知らせです。



http://la-ronde.com/

Frosum Exhibition


2015年9月12日(土)~9月19日(土)
12時~19時まで
※14日はお休み
※日曜、最終日は18時まで

作家在店日 12日(土)

「Frosum」は、
Alex Anyo Frohlichのガラスと
楠美克枝の陶磁によるコラボレーションユニット。

制作拠点はスペインのバルセロナ、
独特な色彩感覚と有機的なフォルムの作品からは
彼の地の匂いがするようです。
ガラスと陶磁のそれぞれにしかない質感、
それを混ぜる事によって生まれる世界を楽しんでいる彼らの作品展、
ぜひご高覧ください。

今展ではFrosumのコラボレーション作品のほか、
個人としてのAlexさんのガラス作品と楠美さんの陶磁器もご紹介いたします。

お知らせをそのままコピーしました。
沢山の人に見て頂けたら嬉しいです。
今からというか、随分前からドキドキです。
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5/8/15

作品と一緒に - Nosotros con nuestras piezas


先日中国からのお客様がはるばるモヤ迄いらっしゃいました。
アレックスの仕事風景を撮影したいと言う話だったので、
アトリエの半分、アレックスの場所だけと、作品をお見せする居間だけ片付けて、
急いで日焼け止めだけ塗ってバス停迄迎えに行きました。

バタバタと、作品を出し始めたらいつの間にか写真撮影が始まり、
私も作品の後ろに写っている様子なので、急いで洋服だけは着替えたのですが、
紙もぼさぼさ、素顔のまま言われるがままのポーズをとり、すっかり写真に納まってしまいました。





普段自分達(特に私)の姿はほとんど公にしたくないのですが、
こうやってブログに載せてしまうのは、
シミもしわも写ってしまったけど、なんとなく、ちょっとだけ、気に入ったから。

その後足の踏み場も無い様な作業部屋兼物置まで披露してから、
またバタバタとバスの時間を気にしながら大急ぎでバス停でお別れしました。

ニューヨークからのお客様が来た時は、まるまる2日、お店迄閉めて撮影したのに
結局仕事には繋がりませんでした。

だから中国進出になるかどうかはあまり期待していません。

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